キーワード一覧

キーワード検索

索引検索

S

  • サイバーセキュリティ

    「サイバーセキュリティ」とは、コンピュータやネットワーク、データなどをサイバー攻撃による脅威から守るための取り組み全般を指します。
    ウイルス感染や不正アクセス、情報漏洩などを防ぐ技術的な対策だけでなく、従業員の教育なども含まれます。デジタル資産が経営の根幹をなす現代において、企業の信用や事業そのものを守るための、極めて重要な経営課題の一つです。
    参考情報 ・国民の為のサイバーセキュリティサイト
    ・サイバーセキュリティポータルサイト

  • サイトマップ

    「サイトマップ」とは、Webサイト全体のページ構成を一覧にした「地図」です。
    これには大きく2種類あります。 一つは人間(ユーザー)向けのサイト案内ページ(HTMLサイトマップ)、もう一つは検索エンジン向けのXMLファイル(XMLサイトマップ)です。前者はサイトの利便性を高め、後者は検索結果への表示を促すなどSEOにおいて重要な役割を担います。
    文脈によって異なる「サイトマップ」の意味
    1. サイトマップ(ホームページの構成図)
      Webサイト全体の階層構造をツリー図などで可視化したもので、制作初期段階でページの配置を決めるために使われます。
    2. サイトマップページ(ユーザーに構成を伝えるページ)
      上記の「ユーザー向けサイトマップ」を指し、サイト訪問者が利用するHTML形式のページです。
    3. サイトマップファイル(検索エンジンに構成を伝えるファイル)
      上記の「検索エンジン向けサイトマップ」を指し、XML形式のファイルです。

  • サーバー

    「サーバー」とは、PCやスマホなどの「クライアント」からの要求に応じ、データやサービスを提供するコンピュータです。
    Webサイトの情報を保管し、リクエストがあるたびにWebページのデータを送り返す役割を担っています。24時間365日稼働し続ける、Webサイトや各種サービスを支える心臓部と言える存在です。サーバーが停止すると、サイトの閲覧やサービスの利用ができなくなります。 WEBサイトにアクセスをする際には、WEBサーバー(サーバーの種類)に接続して、ユーザーの端末(パソコンやスマホ)からWEBサーバーに「特定のページを開きたい」と要求(リクエスト)しています。WEBサーバー側は、その要求(リクエスト)に対して、該当のページのデータを探し出し、ユーザーの端末へ送り返(レスポンス)しています。これによって、ユーザーの端末(パソコンやスマホ)の画面に該当のページが表示されています。

  • サービス・ドミナント・ロジック

    企業と顧客の取引をサービスの中心にとらえる考え方です。
    2004年にアメリカのマーケティング研究者スティーブン・バーゴ氏(Stephen L. Vargo)とロバート・ラッシュ氏(Robert F. Lusch)が提唱しました。「ドミナント・ロジック」とは、直訳すると「支配的論理」です。「世界観」「価値観」といえばわかりやすいでしょう。商取引や事業活動を「何を中心としてみるか」という一種のマインドセットともいえます。
    価値は企業が創り、決め、顧客に向けて一方的に送り届ける(marketing to)のではなく、顧客とともに創る(marketing with)ものととらえられます。
    企業には、価値を提供することはできません。「提供する」とはつまり、企業が価値を創り、決定しているという意味を含むためです。企業にできることは、価値を提案すること(value proposition)です。結局のところ、価値を決める(創る)のは顧客ですので、企業と顧客間の相互作用(インタラクション、interaction)に重点が置かれます。

  • STP分析

    「STP分析」は、効果的なマーケティング戦略を立案するためのフレームワークです。市場を細分化し(Segmentation)、狙うべき市場を定め(Targeting)、自社の立ち位置を明確にする(Positioning)という3段階の頭文字を取っています。 全方位的なアプローチを避け、自社の強みが最も活かせる顧客に集中することで、マーケティング活動の成果を最大化することを目的とします。1970年代から1980年代にかけて、アメリカの経済学者フィリップ・コトラーにより提唱されました。

  • SSL

    "Secure Sockets Layer"の略で、インターネット上の通信を暗号化する技術です。個人情報やクレジットカード番号などを第三者による盗聴や改ざんから守ります。 導入されたサイトはURLが「https」で始まり、現在は後継技術であるTLS(ティ エル エス)Transport Layer Securityが主流ですが、総称としてSSL(エス エス エル)と呼ばれることが一般的です。顧客の信頼が不可欠なビジネスの、セキュリティの根幹をなす技術と言えます。

  • SimilarWeb

    SimilarWeb(シミラーウェブ)」は、競合サイトのアクセス状況を調査できるマーケティングツールです。
    自社や競合のサイトURLを入力すると、全体のアクセス数や流入元(検索、SNSなど)、ユーザー層といったデータを推計値で把握できます。 競合のWeb戦略を分析し、自社の立ち位置を客観的に把握するための、強力な羅針盤として機能します。 <解析の視点>
    各社間の業績の差異とウェブサイトのパフォーマンスの差異に、大きな違いがあるかを確認します。
    仮に業績よりもウェブサイトのパフォーマンスが高かった場合、その企業がデジタルマーケティングに力を入れている、もしくはウェブと相性のよい製品を扱っている可能性が考えられます。逆に、業績よりもウェブサイトのパフォーマンスが低い場合は、デジタルマーケティングにあまり注力していないのかもしれません。 <ツールの使い方>
    SimilarWebに対象ウェブサイトのURLを入力すると、そのウェブサイトのパフォーマンスを調査できます。
    無料版の場合、URL第2階層以下を指定して調査できないため、調査対象はURL第1階層で調査できるウェブサイトに限られます。無料版は、過去3カ月間の月平均値を確認できます。ここで特に確認したい情報は、「来訪数」「平均直帰率」「平均PV」「平均滞在時間」です。

  • SEOチェキ!

    SEOチェキ!」は、無料で利用できるWebサイトの簡易SEO分析ツールです。
    調査したいサイトのURLを入力するだけで、そのページの内部・外部リンク数やキーワード出現頻度といった基本的なSEO状況をすぐに確認できます。 専門的なツールと比べて手軽なため、自社サイトの基本的な健康診断や、競合の簡単な調査に広く活用されています。 <解析の視点>
    検索エンジンにおける検索順位は、そのキーワードに対する消費者の関心の高さと比例します。単にSEOで短期的に順位を上げられたとしても、ユーザーの期待と異なった内容だった場合は見過ごされてしまい、検索結果の上位を維持することは難しくなります。 <ツールの使い方>
    ツールに、対象ウェブサイトのURLと調査したい検索ワードを入力します。結果表示に若干時間がかかるケースがあります。ツールによっては、順位を定期的に取得するものもあります。
    社名や製品名などの指名ワードで獲得できるのは主に顕在層であり、「一般ワード」で獲得できるのは潜在層のユーザーです。認知を広げたい場合や新規の顧客を開拓したい場合は、一般ワードの検索順位にフォーカスしましょう。

  • SEO

    "Search Engine Optimization"の略で、日本語では「検索エンジン最適化」
    と訳されます。Googleなどの検索エンジンで、自社サイトをより上位に表示させるための一連の施策を指します。 有料広告とは異なり、検索結果の自然な掲載順位での露出を高めるのが目的です。Webサイトを人通りの多い一等地に構えるための、重要なWebマーケティング手法の一つです。

  • SaaS

    "Software as a Service"の略で一般的に「サース」と呼ばれ、PC等にインストールして利用する従来のソフトウェアとは異なり、インターネット経由でサービスとして利用する提供形態を指します。
    利用者は資産として「所有」するのではなく、月額料金などで必要な機能を「利用」するのが特徴です。導入や管理の手軽さから、多くの企業で活用が進んでいます。

  • SWOT分析

    自社の「強み(S)」「弱み(W)」「機会(O)」「脅威(T)」の4つの要素を評価・整理する分析手法です。
    これら4要素を単に洗い出すだけでなく、「強みを活かして機会を掴む」「弱みを克服して脅威に備える」など、各要素を掛け合わせて具体的な事業戦略や改善策を導き出すことを目的とします。客観的な現状把握から、次の一手を考えるための思考プロセスです。

    SWOT分析の前に、スタンフォード研究所(SRI)では1960年代にアルバート・ハンフリー(Albert Humphrey)らが企業の長期計画がなぜ失敗したのかを明らかにするという研究プロジェクトを行い、そこで「SOFT分析」という方法(”F”はFault:失敗)が考案されました。これが1964年にFがWに変更され、ハーバード・ビジネススクールのゼネラルマネジメント・グループのケネス・R・アンドルーズらによって書かれた『Business Policy: Text and Cases』(1965年)でビジネス上の戦略策定プロセスとして明確になったと言われています。

  • Shopify

    カナダ発の世界最大級のECプラットフォームで、専門知識がなくてもデザイン性の高い本格的な自社ECサイト(ネットショップ)を構築・運営できる、サブスクリプション型のクラウドサービスです。
    楽天市場のような「ECモール」への出店とは異なり、独自ドメインで自社ブランドの世界観を表現できるのが特徴です。豊富なテンプレートや拡張機能(アプリ)により、決済システムから在庫管理、マーケティングまで一元管理でき、特にD2C(Direct to Consumer)ブランドを中心に世界中で広く利用されています。

  • セッション

    (session)

    ウェブサイトにアクセスしたユーザーが、サイト内を閲覧し始め、離脱するまでの一連の行動です。セッション数はその数をカウントしたもので、「訪問数」「ビジット数」「訪問回数」とも呼ばれます。

  • 戦略キャンバス

    (strategy canvas)

    2005年にフランスのビジネススクールである、INSEAD(欧州経営大学院)のるW・チャン・キム教授とレネ・モボルニュ教授が著した『ブルー・オーシャン戦略競争のない世界を創造する』の中で紹介されました。
    業界における競争要因を並べ、買い手にとっての価値の高さを明らかにするチャートです。
    このチャートで表す事業戦略を「価値曲線」とも呼びます。横軸には「顧客への提供価値としての業界の競争要因」、縦軸には「顧客がどの程度の価値レベルを享受しているか」(スコア)をとります。そして、高スコアであるほど、企業がその要因に力を入れていることを意味します。

  • 購買調査

    (ショップアロング_shop-along)

    • 調査対象者の買い物に同行して普段どおりに買い物をしてもらい、その行動を観察する調査手法。
    • どのように商品を選んでいるのか、どの商品と比較したのかなどを観察する。
    • 買い物終了後にリサーチャーから特定の商品を選んだ理由や感じたことなどを質問して、購買行動に対する理解を深める。