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クロスSWOT分析
「クロスSWOT分析」は、SWOT分析をさらに発展させた戦略立案フレームワークです。
強み(S)・弱み(W)という内部環境と、機会(O)・脅威(T)という外部環境を掛け合わせ、具体的な戦略を導き出します。 例えば「強み × 機会」で事業をどう伸ばすか、「弱み × 脅威」にどう備えるかを考えます。分析で終わらせず、具体的な行動計画に繋げるための実践的な手法です。 -
クリック
「クリック」は、Webサイト上の広告やリンク、ボタンなどをユーザーが選択するために行う操作です。
広告が表示されただけ(インプレッション)の状態から、ユーザーが能動的に関心を示したことを意味する重要な指標となります。クリック数やクリック率は広告効果を測る基本的な単位であり、CPC(クリック単価)などの評価基準の根幹をなすものです。 -
グッズ・ドミナント・ロジック
企業の価値提供を有形のモノ(製品)中心に捉える伝統的な経営観です。 価値は企業が作り製品に埋め込むもので、顧客は単なる消費者と見なします。近年主流となっている、顧客との価値共創を重視する「サービス・ドミナント・ロジック」と対比される考え方で、マーケティング理論の変遷を理解する上で基礎となります。 元々、マーケティングといえば形あるモノ(=goods)をどのように効率的に――高額で、大量に、労せず、速く売るかがポイントとなっていました。企業は、供給者から必要なものの提供を受けてモノを作ります。モノにはあらかじめ企業が価値を設定しています。モノは決められた流通ルートによって運ばれ、消費者の元に届けられます。消費者は対価を払ってそれを受け取り、消費します。 -
カスタマージャーニー
「カスタマージャーニー」とは、顧客が商品を認知し、購入を経てファンになるまでの一連のプロセスを「旅」になぞらえた考え方です。
各段階での顧客の行動や感情、企業との接点を時系列で可視化した「マップ」を作成することが一般的です。 顧客視点で体験全体を捉え、課題や改善点を発見するために用いられる、良質な体験を提供するための設計図です。 -
カスタマーサクセス
「カスタマーサクセス」は、直訳すると「顧客の成功」を意味します。
製品やサービスについて顧客へ能動的に働きかけ、その成功体験を支援する活動や組織を指します。 問題発生後に対応する受動的なサポートとは異なり、顧客の解約を防ぎ、長期的な関係を築くことが目的です。特にSaaSのような継続利用が前提のビジネスモデルで重視されます。 -
Googleトレンド
「Googleトレンド」は、Googleが無料で提供する検索動向分析ツールです。
特定のキーワードが、いつ・どれくらい検索されているかの人気度の推移をグラフで確認できます。世の中の関心事や季節的なニーズを把握したり、商品やブランドの注目度を比較したりする際に役立ちます。市場の流行をリアルタイムで読み解き、マーケティング施策に活かすための強力なツールです。
URL:https://trends.google.co.jp/trends/ -
CX
"Customer Experience"の略で、日本語では「顧客体験」や「顧客体験価値」と訳されることがあります。
商品の認知から購入、利用後のサポートに至るまで、顧客が企業と関わる一連の体験すべてを指します。単にサイトの使いやすさだけでなく、問い合わせ対応の質や商品の梱包状態なども含めた、総合的な満足度が問われます。顧客との長期的な関係を築く上で、極めて重要な考え方です。 -
CV
"Conversion"の略で、日本語では「成果」や「最終成果」と訳されることがあります。
Webサイト上で獲得できる最終的な成果を指します。ECサイトであれば「商品購入」、サービスサイトなら「会員登録」や「資料請求」がこれにあたります。Webマーケティングにおける最重要目標であり、サイトがビジネスにどれだけ貢献したかを測るための、いわばゴール地点と言えるでしょう。 -
ACOS
"Advertising Cost of Sales"の略で、日本語では「売上高広告費比率」と訳されることがあります。
主にAmazon広告などで利用され、広告経由の売上に対して広告費がどれくらいの割合を占めるかを示す指標です。この数値が低いほど、広告の費用対効果が高く、収益性が高いと判断できます。広告キャンペーンのパフォーマンスを測るための、いわば「健康診断」のような役割を果たします。
ACOS (%) = 広告費 ÷ 広告経由の売上 × 100 -
CPC
"Cost Per Click"の略で、日本語では「クリック単価」と訳されることがあります。
Web広告が1回クリックされるごとにかかる費用を示す指標です。広告の表示回数に関わらず、ユーザーがクリックしてサイトに訪れた時点で費用が発生します。Webサイトへの集客を目的とした広告の費用対効果を測る上で、基本となる重要な指標の一つです。
CPC = 広告費用 ÷ クリック数 -
CPA
"Cost Per Acquisition"などの略で、日本語では「顧客獲得単価」と訳されることがあります。
Web広告などを通じて、1件の成果を獲得するために要した費用を示す指標です。「成果」とはECサイトの商品購入や会員登録などを指します。かけた広告費を成果の件数で割って算出され、この数値が低いほど広告の費用対効果が高いと言えます。事業の採act性を測る重要なものさしであり、マーケティング戦略を練る上で欠かせない判断材料となります。
CPA(円)=広告掲載費用÷コンバージョン数 -
AOI
"Area Of Interest"の略で、日本語では(興味関心領域」と表現されることがあります。
任意に設定した領域に対して、視線がその領域に入った時間と回数を算出し、興味関心のある領域がどの程度注視されたかを知ることができます。 -
クレーム対応
顧客から寄せられたクレーム(苦情や意見)に対して、企業として正式に対応し、問題解決を図る一連の業務プロセスです。
まず顧客の主張を真摯に傾聴し、事実確認を行った上で、謝罪や交換、返金といった適切な解決策を迅速に提示・実行します。単なる問題処理に留まらず、顧客の不満を解消して信頼関係を回復・維持すると共に、得られた情報をサービス品質の向上や再発防止に活かすという重要な目的を持っています。 -
CMS
コンテンツ・マネジメント・システム(Contents Management System)の略です。
Webサイトのコンテンツ(テキスト、画像、デザインなど)を一元的に管理、編集、公開できるシステムを指し、専門的な知識がなくてもWebサイトの作成や更新が簡単に行えるため、ブログや企業サイトなど、さまざまなWebサイトで利用されています。 -
業界動向サーチ
URL:https://gyokai-search.com/
<解析の視点>
消費者からどれくらい支持されているのかを測るのは、売上が一般的でしょう。
利益・株価・時価総額などの情報は、経営的な要素も強くなりマーケティング視点での評価が困難です。ランキングの並び順と合わせて差異の大きさや、市場全体に対して上位数社のシェア率が大きいのか、それとも分散しているのかなども併せて考察します。 <ツールの使い方>
業界一覧・業界天気図・成長業界・シェア・ランキングでカテゴリが分かれています。
事業を特定して調べます。また、検索エンジンで、「(キーワード)業界売上 ランキング」を検索します。検索上位に「年度-業界動向サーチ」が表示されます。事業と関連性があるかを確認して、分析します。 -
価値共創
(co-creation of value)
クライアント企業にとってSDロジックが特に重要である理由はもうひとつあります。それは、そのサービスの「価値」を決めるのは誰かという問題に関わります。
SDロジックでは、顧客が製品やサービスを使うプロセスに焦点を当てます。同じモノやサービスであっても、顧客によって、また同じ人でも使う場面によって価値に差が出ます。これを「使用価値(value in use)」といいます。つまり、価値は消費者が対価を支払って購入したあとに生まれます。この価値は企業の側が一方的に決めて提供するものではなく、顧客とともに創り上げる=共創する(co-creation of value)ものです。 -
広告
(paid)
広告にかかった費用を指します。広告媒体や広告種類によって期間やインプレッションやクリックなど、課金方法が異なります。インターネット広告では、インプレッション課金やクリック課金が一般的です。